ウィーンA シェーンブルン宮殿 ベルヴェデーレ宮殿

 ハプスブルク家の夏の離宮だったシェーンブルン宮殿は、ヨーロッパ有数のバロック宮殿です。1569年、皇帝マクシミリアン2世が入手したカッターブルクは、その後歴代皇帝によって建築が進められ、マリア・テレジア女帝が最終的に完成、夏の離宮としました。
 外装は、マリア・テレジアが好んだイエローで統一され、部屋数は1141室。金箔を用いた装飾、ボヘミアン・クリスタルのシャンデリア、陶器の暖炉など、いずれも豪華な装飾です。総面積1.7平方キロメートル(東京ドーム約36個分)の広大な庭園には動物園や迷路式庭園もあります。

A−1 シェーンブルン宮殿(世界遺産)

A−2 ベルヴェデーレ宮殿(ラテン語で美しい眺め)

 バロック宮殿の最高傑作に数えられるベルヴェデーレ宮殿は、ヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントが設計、対トルコ戦争の時代ハプスブルク軍の総司令 官であったサヴォイ家のオイゲン公が夏の離宮としていました。式典用の上宮と居住用の下宮からなり、その間には緩やかに傾斜したバ ロック庭園があります。

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