モスタル
 モスタルは国内の南西部を占めるヘルツェゴヴィナ地方の首都です(国の首都はサラエヴォ)。町のシンボルである石橋(スタリ・モスト)は世界遺産に登録されています。スタリ・モストは、1556年、オスマン朝支配下の時代に建てられた橋で、ボスニア語で「橋の守り人」という意味をもつ、モスタルを象徴する建築物です。橋台を用いず、両岸からアーチ状にかかる橋は、造形的な美しさと当時の建築技術の高さに驚かされます。
 また、20世紀最後のボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争の傷跡が今だに生々しく残っており、戦争の悲惨さを改めて認識させられました。

スタリ・モスト

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