　次は「無錫旅情」でおなじみになった無錫です。無錫は、元来はスズ（錫）を多く産出する「有錫」という名の鉱工業都市だったそうですが、余りにも多く掘り過ぎて前漢までに掘り尽くしてしまい、以来「無錫」になったといわれています。。無錫市域の南部は太湖が広がり、市の水面面積は769平方km、面積の16.5%を占める。また、無錫は小さな河川が無数に流れる、典型的な江南の水郷です。太湖に産する魚などの水産物が豊富で、古来「魚米の郷」と呼ばれていたそうです。なお、無錫の名産は「シルク」「白魚」「真珠」だそうです。
　今回はテレビドラマ「三国演義」のセットをテーマパークとした「三国城」へ。まず湖畔にある３０ｍの曹操の艦船で太湖遊覧をし、中央にある呉の宮殿を見学します。その後、太湖で養殖される淡水真珠、自然乾燥することで有名な泥人形の工房を訪れます。