上海と江南水郷H 烏鎮
烏鎮は上海から南西に140km、杭州から北東に80km、浙江省桐郷市に属します。
梁武帝の昭明太子がここで学業に励み、その時の私塾の遺跡がいまも残されているなど、町の歴史は1500年以上も遡ります。1127年、東北部の女真族の迫害によって開封の文人、官僚が移り住み、その後は養蚕業の町、水路の中心地としてとして飛躍的に栄えたそうで、商談のための茶館や観劇のための劇場がいまも数多く残っています。
東大街では、烏鎮の代表的な町並みを楽しむことができ、造り酒屋や染物工場も見学できます。クリーク沿いに見えるいかにも生活臭の漂う家並みは、実際に人々が住み、普通の生活を営んでいます。