　高さ100ｍ、直径53.5ｍのドームを持つエステルゴム大聖堂は、ハンガリーカトリックの総本山です。
　現在の聖堂は、１８２２年から５０年かけて再建されたもので、ハンガリー最大を誇っています。また祭壇画「聖母マリアの昇天」は、13.5ｍ×6ｍで、一枚のキャンバス地に描かれた祭壇画としては世界最大と言われています。16世紀初頭のルネサンス時代に赤大理石を用いて建設されたバコーツ礼拝堂は、国内で唯一完全な形で残っている大変貴重なものです。
　また、エステルゴム城はの破壊を免れた部分が王宮博物館となって、大聖堂に隣接し残っています。