世界遺産 ヴォルビリス遺跡

 この日は朝8時にフェズを出発し、世界遺産ヴォルビリス、古都メクネス、現首都ラバトを観光し、カサブランカまで行きます。まずは、ヴォルビリスです。モロッコのこの地方は、ローマ帝国の属州として小麦やオリーブオイルなどを本国に輸出し、富と繁栄がもたらされました。特にヴォルビリスは重要な都市として最盛期には2万人もの人が住んだといわれ、2〜3世紀に次々に公共建築物が建てられました。3世紀末にはローマ帝国はモロッコから撤退し、その後地震などにより被害を受けたものの、その都市遺跡はフランスの考古学者グループにより1874年から発掘され続け、現在では40ヘクタールの遺跡が素晴らしい保存状態で残されています。

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